終の住処

義理の父母が札幌に居を移した。

同じ施設で二人別々の部屋だけど、

それぞれの体の状態に合わせて選んだから、

ベストな選択だったと思う。


大事に手入れして、畑を耕した家を手放す。

生まれてからずっと住んでいた街を離れる。

これも勇気ある選択だと思う。

もちろん家族みんなの負担を考えてのこと。


子供たちも(嫁の私も)がんばりましたよ。

病院選び、施設選び、施設への引越し、

家の片付け、家の売却、

まあまあ、ホントにやること沢山ある。


孫であるうちの子は赤ん坊の頃から

よく面倒をみてもらった。

それを思えば、お手伝いは当然です。

孫もそこそこ戦力になった。


夫も春の間、毎週のように通って片付けて、

全部スッキリできたわけではないけど、

やるだけやって後悔はないそう。

そんな風に思えて良かったね。


ひとまず札幌に、しかもだいぶん近くに

いるので、気はずいぶん楽です。

体調は一進一退だったりもしますが、

寄り添って行けたらと思う。


あとは私の埼玉の父ね…